Gooブログ「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に「153 『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)』の修正点」をアップしました。https://blog.goo.ne.jp/konanhina
2009年3月に『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに) ―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)を出版後、私は邪馬台国論、縄文社会論とともに、スサノオ・大国主建国論についてブログなどで書き続けてきました。
その結果、『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)』には誤りと不十分な点がでてきましたので、ここに誤りについてのみ修正し、読者のみなさまに報告いたします。
主な修正点は「邪馬臺国(邪馬台国)から邪馬壹国へ」「ヤマタノオロチの草薙大刀」「大物主大神=スサノオ」「4人の襲名アマテルを合体した記紀の天照大御神」」「卑弥呼の王都・高天原の範囲」「邇岐志国生まれのニニギ」「箸墓=大物主・モモソヒメ夫婦墓」「大国主一族の祭祀拠点・纏向」です。
この国の建国史を論じるなら記紀神話が認めているスサノオ・大国主7代の葦原中国(あしはらのなかつくに:豊葦原の水穂国)と魏書東夷伝倭人条などに書かれた「委奴国」の関係、と邪馬壹国、さらに天皇家の建国との関係について、統一的な整理・把握こそ重要と考えます。
本ブログの「縄文論」としても、採集栽培・漁労・狩猟の縄文時代から、鉄器(鉄先鋤)により葦原の沖積平野を開拓し、水利水田稲作を普及させたのが縄文海人族のスサノオ・大国主一族なのか、それとも中国・朝鮮半島からきた弥生人征服者なのか、内発的自立的発展なのか外発的発展なのかか、検討する参考にしていただければと思います。雛元昌弘
□参考□
<本>
・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)
2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)
2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)
2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)
2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(前同42号)
2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(前同43号)
2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)
2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)
<ブログ>
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帆人の古代史メモ http://blog.livedoor.jp/hohito/
ヒナフキンの邪馬台国ノー http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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