ヒナフキンの縄文ノート

スサノオ・大国主建国論から遡り、縄文人の社会、産業・生活・文化・宗教などの解明を目指します。

縄文ノート144 琉球の黒曜石・ヒスイ・ソバ・ちむどんどん

琉球の黒曜石・ヒスイ・ソバ・ちむどんどんについての忘備メモです。琉球を起点とした交易と言語から日本列島人起源について考えてみました。 1 琉球の黒曜石 縄文時代に腕輪になる琉球の貝が東北・北海道まで運ばれており、それは双方向の交易であり、黒曜…

「帆人の古代史メモ112 沖縄復帰50年記念 特別展『琉球』」の紹介

ライブドアブログ「帆人の古代史メモ」に「112 沖縄復帰50年記念 特別展『琉球』」をアップしました。http://blog.livedoor.jp/hohito 最終日直前の23日、東京国立博物館の「沖縄復帰50年記念 特別展『琉球』」(5月3日~6月26日)を見てきました。「王国…

縄文ノート143 「124 『ヒナフキンの縄文ノート』一覧」の修正

岡本太郎氏は「縄文に帰れ」でしたが、私はさらに遡り「アフリカに帰れ」「イモ・マメ・魚・昆虫食に帰れ」になりつつあります。 ウクライナ戦争と気候変動・アメリカの化石水枯渇が世界的な食料危機を招いてきていますが、森林を破壊してきた農業と砂漠化を…

縄文ノート124 「ヒナフキンの縄文ノート」一覧 修正

縄文論・日本列島人起源論・古代史論など日本文明論の取り組みの全体構成図とともに、「ヒナフキンの縄文ノート」の拙論一覧(掲載順とテーマ別)を掲載しました。なお、新説に合わせて旧説の修正はできていませんので、食い違いがある場合には新しい方が現…

縄文ノート142 もち食のルーツは西アフリカ 

私が「イモもち」に関心を持ったのは、鳥浜・三内丸山縄文遺跡で発掘されたヒョウタンの原産地がニジェール川流域であることを知り、ナイジェリアで「アフリカ水田農法」の指導を行っている若月利之島根大名誉教授から「イボ族(とヨルバ族)の主食はヤムも…

縄文ノート141 魚介食進化説:「イモ・魚介、ときどき肉食」その2

私が西欧中心史観の「肉食進化説」を批判するようになったのは、縄文社会研究で「縄文狩猟社会説」と「縄文人ドングリ主食説」に反発したことからでした。 その出発点は、私などの戦後に育った世代の生活実感として、そもそも肉食はめったいないごちそうであ…

縄文ノート140補足:Y染色体・ミトコンドリア図の追加

「縄文ノート140 イモ食進化説―ヤムイモ・タロイモからの人類誕生」(220603)に次の2つの図を追加するとともに、図6からの図番号を入れ替えました。 「肉食・狩猟民史観」「男性中心史観」「ウォークマン史観」「西欧中心史観」の思い込みにより、水・果…

縄文ノート140 イモ食進化説―ヤムイモ・タロイモからの人類誕生

ヘブライ大学教授のユヴァル・ノア・ハラリ氏の『サピエンス全史』の「第2部 農業革命」批判を書いていますが、「ユダヤ人によるアラブのイスラエル占領・建国を正当化するための嘘話人類史観」のお粗末なトンデモ説の批判は楽しくもなく、先に私の「アフリ…

縄文ノート139 『サピエンス全史』批判5 狩猟採集民の「平和と戦争」

間違いと誤魔化しだらけのハラリ氏の『サピエンス全史』の批判など楽しくもなく、時間と労力の無駄なのですが、始めてしまったので続けざるをえません。 取り組んでいるうちに、「終末思想・絶滅思想・天国再生思想・選民優生思想・男性優位思想」のユダヤ教…

「帆人の古代史メモ 『琉球論8 天皇家と沖縄を考える―龍宮=琉球説から』」の紹介

ライブドアブログ「帆人の古代史メモ」に「琉球論8 天皇家と沖縄を考える―龍宮=琉球説から」をアップしました。http://blog.livedoor.jp/hohito/ 縄文社会・文化・文明論とは直接は繋がりませんが、縄文からスサノオ・大国主建国、邪馬壹国(邪馬台国)、…

縄文ノート138 縄文人の霊(ひ)宗教と『旧約聖書』

楽天ブログ「NOWAR2022」の「26 ロシア兵の残虐性は『旧約聖書』ゆずり?」において、縄文人の女神・霊(ひ)信仰とそれを受け継いだ大国主の全ての死者を神として祀る「八百万神」宗教とはあまりにも異なるユダヤ・キリスト・イスラム教の聖典「旧約聖…

縄文ノート137 『サピエンス全史』批判その4 嘘話(フェイク)進化説

私は「『サピエンス全史』批判その1」でユヴァル・ノア・ハラリ氏の『サピエンス全史』について、「伝説やユダヤ教・キリスト教・イスラム教、イデオロギー(社会主義、人間至上主義)、貨幣信用などを『嘘話(虚構)』と批判し、『嘘話』で形成された集団…

縄文ノート136 「銕」字からみた「夷=倭」の製鉄起源

最初に漢字を習った頃、「林=木+木」「森=木+木+木」という漢字は面白く、偏と旁で漢字を覚えたものです。近くの埼大の中国人留学生に聞いてみても、やはり必ず漢字を分けて意味を考えると言っていました。 従って、「漢字分解」してその字源を考えると…

135 則天武后・周王朝にみる母系制

4月8日に録画していたNHK・BSプレミアムの再放送「中国王朝 英雄たちの伝説『権力者たちの素顔 史上唯一の女帝・則天武后』」(2020年初放送)をやっと見ました。 私はスサノオ・大国主建国論、邪馬台国論から縄文社会研究に進み、わが国は母系制社会であ…

縄文ノート134 『サピエンス全史』批判3 世界征服史観

前回、私は人類進化について「タカ派・ハト派」の2説を整理して紹介しました。 その表を再掲しますが、「タカ派人類進化史観」のユヴァル・ノア・ハラリ氏の目的が白人・男性・ユダヤキリスト教徒・国際金融資本中心の新たな「グローバル帝国」を作り上げる…

縄文ノート133 『サピエンス全史』批判2 狩猟・遊牧民族史観

『サピエンス全史』と名付けているので、ユヴァル・ノア・ハラリ氏が人類誕生について最新の研究を踏まえた新たな提案をしているものと期待したのですが、古くさい教科書的な要約でした。 それも、羊飼いであったユダヤ人のルーツを隠そうとした、世界史につ…

縄文ノート132 ピュー人(ミャンマー)とピー・ヒ信仰

江戸中期からの父方の先祖の墓には「日向」、提灯には「日南」と書いて「ひな」と名乗っており、明治になって30戸の本家であったため「ひなもと=日本」の名字を届けたところ役場が「雛元」漢字に変えたため一族は憤慨している、というきわめて珍しく、面白…

縄文ノート131 「仮説ハンター」からの考古学・歴史学

『サピエンス全史』批判から、少し、横道に逸れます。学生・高校生「ロボコン」のMCであり、「サイエンスZERO」(NHK・Eテレ)のMCであるタレントの小島瑠璃子さんが降板することになった3月27日の録画を昨夜見ましたので、関連して私の思い出を書…

縄文ノート130 『サピエンス全史』批判1

ユヴァル・ノア・ハラリ氏の『サピエンス全史』をざっと読みました。 伝説やユダヤ教・キリスト教・イスラム教、イデオロギー(社会主義、人間至上主義)、貨幣信用などを「嘘話(虚構)」と批判し、「嘘話」で形成された集団によって人類が進歩したと勇気あ…

縄文ノート129 「スサノオ・大国主建国論」目次案の修正

いきなりで恐縮ですが、昨日の「縄文ノート129 『スサノオ・大国主建国論』目次案」を修正しました。 <主な修正点> 1 18節を5章に区分しました。 2 見出しを1行に収まるように短くしました。 3 「神使(海蛇・蛇、鳥、狼、猿、鹿等)が示す神名火山祭…

縄文ノート129 「スサノオ・大国主建国論」目次案

ユヴァル・ノア・ハラリ氏の『サピエンス全史』をざっと読みましたが、相も変わらずの男性中心史観の人類誕生説、肉食・戦争進歩史観、グローバリズ賛美など古くさく、「嘘話(宗教・主義など)共同体論」をユダヤ人として掲げた勇気は高く評価したいと思い…

縄文ノート128 チベットの「ピャー」信仰

何度か紹介しましたが、私は墓に「日向」と書いて「ひな」と読んでいた先祖から「ひな」の研究に入り、「ひ」が「日」ではなく「霊」であり、「ひな=日向=霊那」であるという思いがけない結論にたどり着き、「霊(ひ)=祖先霊」信仰こそが日本人の根本宗…

縄文ノート127 蛇行剣と阿曽地名からの鉄の伝播ルート考

またまた縄文社会研究から外れて、製鉄についての補足的小テーマについて忘備メモを書いておきたいと思います。 ずいぶん前に買っていたユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』上下2冊を読んで書くつもりでしたが、ウクライナ戦争で「世界は新たな帝国…

縄文ノート126 「レディ・サピエンス」と「女・子ども進化論」

2021年11月4日のNHKのBSプレミアム:コズミックフロント「レディサピエンス」を録画していましたが、撮りためている録画はHD2台もあり、やっと見ることができたのは新年に入ってからでした。 すぐに書けばよかったのですが、諏訪への製鉄・水利水田…

縄文ノート125 播磨・吉備・阿蘇からの製鉄・稲作・古墳の起源論

私の母方の故郷、たつの市揖保川町から御津町にかけての丘陵で、小学生高学年の頃、鳩やジュウシマツを飼っていた鳥好きの又従兄弟たちが鳥もちや霞網で野鳥を捕りに行くのに付いて行ったことがありました(当時、霞網は禁止されていましたが知り合いの大人…

縄文ノート124 「ヒナフキンの縄文ノート」一覧

縄文論・日本列島人起源論・古代史論など日本文明論の取り組みの全体構成図とともに、「ヒナフキンの縄文ノート」の拙論一覧(掲載順とテーマ別)を掲載しました。なお、新説に合わせて旧説の修正はできていませんので、食い違いがある場合には新しい方が現…

縄文ノート123 亀甲紋・龍鱗紋・トカゲ鱗紋とヤマタノオロチ王

スサノオ・大国主建国論から縄文社会研究に入った私は、出雲大社で神使の海蛇を「龍神様」として祭り、神紋の六角紋(通説では亀甲紋)が海蛇神・龍神信仰の龍鱗紋(りゅうりんもん)であり、その起源が縄文時代に遡るとし、井戸尻考古館の「巳を戴く神子」を…

縄文ノート122 「製鉄アフリカ起源説」と「海の鉄の道」

記紀神話などは8世紀の創作、魏書東夷伝倭人条は信用できない、金印は偽造であるなどと考えておられる方は「トンデモ説」と思われるでしょうが、私の「縄文人はドラヴィダ系海人(あま)・山人(やまと)族」「委奴国王はスサノオ=大物主大神」「大国主・…

縄文ノート121 古代製鉄から「水利水田稲作」の解明へ

沢口靖子さん主演のテレビ番組「科捜研の女」を昔からよく見ていますが、そこでは希少性のある微量証拠(繊維・植物・土・血痕・毛髪・指紋など)の定性・定量分析で犯行現場や犯人の移動場所、犯人(血液型・DNA・指紋・職業など)などを特定するととも…

「縄文ノート120」の追加修正

昨日の「縄文ノート120 吉備津神社と諏訪大社本宮の『七十五神事』」の最後の内容が尻切れトンボに終わっており、次のような追加修正と少しだけ部分修正を行いました。 もとに戻って見直していただくか、以下、目を通していただければ幸いです。 5.「七十…