ヒナフキンの縄文ノート

スサノオ・大国主建国論から遡り、縄文人の社会、産業・生活・文化・宗教などの解明を目指します。

「邪馬台国ノート49 『卑弥呼王都=高天原』は甘木(天城)高台―地名・人名分析からの邪馬台国論」の紹介

 Seesaaブログ「ヒナフキン邪馬台国ノート」に「49 『卑弥呼王都=高天原』は甘木(天城)高台―地名・人名分析からの邪馬台国論」をアップしました。https://blog.goo.ne.jp/konanhina

 古代史の話をする機会があり、資料として『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)からピックアップした「邪馬台国ノート45 『正使陸行・副使水行』の邪馬台国甘木高台説(200206)」後の分析を加筆・修正したレジュメを作成しました。

 母系制社会の縄文時代から、米鉄交易によるスサノオ大国主の委奴国(ふぃな=いな・ひなの国)建国の延長上に筑紫大国主王朝の卑弥呼の女王国があり、魏書東夷伝倭人条と古事記日本書紀の地名・人名・距離分析から卑弥呼(霊御子)=アマテル(大霊留女:オオヒルメ)の王都が甘木高台(高天原)であることを突き止めています。

 卑弥呼の宮殿の場所については『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』からさらに絞り込みを行っており、近々、現地調査でその墓の場所を確かめたいと考えています。

 本ブログの「縄文論」とは関係ないと思われるかもしれませんが、私は縄文の妊娠土偶・女神像の社会と卑弥呼の女王国は連続した社会・文化であり、卑弥呼(霊御子)の鬼道(祖先霊信仰)は縄文人の宗教から連続していると考えています。

 また、稲作を携えた先進的な弥生人朝鮮人、中国人)による縄文人征服という断絶史観・外発的発展史観に対し、私は縄文焼畑・水辺農耕の延長上に、スサノオ大国主一族の米鉄交易を通した沖積平野での水利水田稲作があるという内発的自立発展史観を考えており、縄文時代こそが日本人の生活・社会・文化・宗教の基底をなしていると考えています。 雛元昌弘

 

□参考□

<本>

 ・『スサノオ大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)

 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)

<雑誌掲載文>

 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)

 2014夏「古事記播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)

 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)

 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)

 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(前同42号)

 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(前同43号)

 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)

 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)

<ブログ>

  ヒナフキンスサノオ大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina

  帆人の古代史メモ          http://blog.livedoor.jp/hohito/

  ヒナフキン邪馬台国ノー      http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/

  霊(ひ)の国の古事記論       http://hinakoku.blog100.fc2.com/

  ヒナフキンの縄文ノート       https://hinafkin.hatenablog.com/