「奥の奥読み奥の細道-松尾芭蕉の暗号」の紹介
この1週間、縄文論を休んで「奥の奥読み奥の細道-松尾芭蕉の暗号」のアマゾン・キンドル電子本の原稿にかかりきりでしたが、やっと終えることができ、友人にこれから掲載作業を頼みます。
本稿は「島根日日新聞」に2016年3月9日から9月21日にかけて29回にわけて連載したものに写真を加え、加筆修正したものです。
和歌の「寄物陳思(きぶつちんし:ものによせておもいをのぶる)」に「寄事陳思」(きじちんし:ことによせておもいをのぶる)」を加え、「正述心緒」(せいじゅつしんしょ:ただにおもいをのぶる)の「物(自然)+事(歴史)+心(心緒)」の三層構造の名句を完成させたオリジナルな芭蕉芸術論です。なお「寄事陳思」は私の造語です。
目次は次のとおりです。出版されましたら再度、お知らせします。なお、縄文論と併行してスサノオ・大国主建国論、邪馬台国甘木高台説など数冊のキンドル本の出版を予定しています。
「奥の奥読み奥の細道-松尾芭蕉の暗号」目次
はじめに
1 「古池や蛙飛び込む水の音」奥の奥読み
2 「月日は百代の過客」奥の奥読み
3 「草の戸も住みかはる代ぞ雛の家」奥の奥読み
4 「行く春や鳥啼き魚の目は泪」奥の奥読み
5 「あらたふと青葉若葉の日の光」奥の奥読み
6 「松島や鶴に身をかれ時鳥(曽良)」奥の奥読み
7 「夏草や兵どもが夢の跡」奥の奥読み
8 「五月雨の降りのこしてや光堂」奥の奥読み
9 「閑さや岩にしみ入蝉の声」奥の奥読み
10 「五月雨を集めて早し最上川」奥の奥読み
11 「象潟や雨に西施がねぶの花」奥の奥読み
12 「汐越や鶴脛ぬれて海涼し」奥の奥読み
13 「荒海や佐渡によこたふ天河」奥の奥読み
14 「今日よりや書付消さん笠の露」奥の奥読み
15 「蛤のふた見にわかれ行く秋ぞ」奥の奥読み
16 「奥の迷道」:秘すれば花