ヒナフキンの縄文ノート

スサノオ・大国主建国論から遡り、縄文人の社会、産業・生活・文化・宗教などの解明を目指します。

「アマテル論3 アマテル2は卑弥呼」の紹介

 Livedoorブログに「アマテル論3 アマテル2は卑弥呼」をアップしました。http://blog.livedoor.jp/hohito/
 「1『4人アマテル合体』のアマテル神話」「2 アマテル1はスサノオの義妹」に続いて、高天原スサノオと支配権を争った「アマテル2」は17世代後の卑弥呼であることを、記紀に書かれたスサノオの活動や中韓史書嵯峨天皇の「スサノオは皇国の本主」と称えたことなどから明らかにしています。
 記紀神話の歴史改ざんの一番大きなポイントは、このスサノオ義妹の「アマテル1」と卑弥呼の「アマテル2」の歴史を合体させ、天皇家の祖先としてアマテル中心の神話を創作したところにあります。
 記紀神話ギリシア神話や朝鮮・アジアの神話をもとにした根も葉もない8世紀の創作ではなく、真実の歴史の改ざんであり、その痕跡は記紀にはっきりと残されています。
 私は「石器―土器―鉄器」の時代区分を考え、鉄器稲作の開始によりスサノオ大国主建国による百余国の建国が行われ、委奴国王(いな国王=稲国王)はスサノオであると考え、弥生人(中国人・韓国人)征服説を批判していますが、ポスト縄文社会論として御覧になっていただければと思います。なお、私は内発的発展か外発的発展かを追及しており、排外主義に組するものではありません。雛元昌弘